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記録

湯桶読み、素人耳、胸と鎖骨の間の痛み

6/5 晴れのちくもり

職場の人ふたりとランチする。遅刻。

なんとなく顔立ちと声と話し方が好きだなと思って声をかけた後輩が、じつは同い年だった。香水沼の人だった。とてもいい匂いがした。時々、熟語を湯桶読みするのがなんかチャーミングだった。

後輩「香水はいくらあっても場所取らないですよ。"そこめん"の大きさなんてこんなもんだし……」

私「ていめん(底面)のこと??」

……

後輩「彼の"ことせん"に触れるようなことを言っちゃうとどうしてもケンカに…」

私「……きんせん(琴線)のこと!?」

後輩「あ〜!いま迷ったんですよ!字は分かってたんですけど!あ〜!そっちか〜」

私「さっきからすごい湯桶読みするじゃん」

差し出がましいかもしれんが、基本的に熟語は音音読みのことが多く、湯桶読みは割とレアだから、迷ったら音音読みしてみては? と伝えた。「ゆとうよみ」って四半世紀ぶりに口にした気がする……



6/6 雨のち晴れ 

激情型幼なじみと鰻を食べ、山種美術館に行き、カフェでお茶をする。

帰宅後、うとうとしつつ『あの子は貴族』を一気に読んだ。

先に読破していたTwitterの知人と感想を話し合う。我々はバックグラウンドにある程度の共通点がないと近しくなれないのか?そんなのは嫌だ!的な話をする。大いに盛り上がり、楽しかったのだが、広いネットの海の中で彼女と私もまた、おそらくはバックグラウンドがそこそこ近しいのであった。〜完〜

先々週あたりにソファの角にごりっとぶつけた胸と鎖骨の間あたりの筋肉?がずっと痛い。しかも、痛い範囲が広がってきてる。そろそろ湿布を貼るなどの対策に打って出るべきか(今の今まで何もしてこなかった)。



6/7 くもり

ついに胸と鎖骨の間に湿布を貼った。

2年前くらいに肋間神経痛になり歩くのも苦痛だった時に病院で貰ったやつ(期限切れ)。とても臭い。でも市販のより効き目があるはず。臭は力なりと信じるしかない。

CDTV星野源とV6。番組を通じてボーカルがずっとちょっとだけ後ろに聞こえる。あとエフェクト?リバーブ?がかなり浅く、やや間が持たない感じ。Twitterでげんの喉を心配している人がいたが、たんにミキシングの塩梅なように思った。素人耳の感想。

生放送のPA……想像するだに胃の痛くなる、すごい仕事だ。プロは偉大。本当にいつも偉大。たくさんお金を貰って欲しい。

老後、書店員もやりたいけど、叶うならライブハウスのPAもやりたい。大学のときすこしかじったのが楽しかった。一度ちゃんと勉強したかった。次の人生で頑張りたい。



6/8 くもりときどき雨

私が寝ている間(朝9時)に、急遽お客さんが朝10時からの打ち合わせを設定していて、かなりピンチだった。打ち合わせがないと思って就寝すると油断していつまでも寝てしまう。そして夜になって泣きを見る。休息と労働も朝三暮四。世の理。

激情型幼なじみが昇進祝いにアマン東京のバスソルトを送ってくれた。LINEで「わざわざありがとう」とお礼を言うと、「めでたいから……」と返ってくる。かっこいい。

この間LINEで話していたとき、彼女から「自分の選択は自分だけのものな代わりに、責任負えるのも自分だけだから、好きにしたら良いし外野に何言われても気にする必要ないよ」と言われて、この人はものすごく魂が強靭だなと思った。たのもしい魂の持ち主。昔からそう。彼女は最近マンションを買ったので、引越し祝いを今から考えておかねばな……難しいな……欲しいものは自分で手に入れる女だからな……

どのくらい欲しいものは自分で手に入れる女かというと、「本当に欲しかったらどんな手を使ってでも手に入れるでしょ、違うの?」と言って彼女もちの男を次々ものにしたり、猛勉強して大学の学部を途中で変えたり、五大商社の内定を3つか4つ手に入れたり、はたまた採用活動していないはずの会社の社長にいきなり直談判して雇ってもらったりする。

湿布の在庫が切れたので、胸と鎖骨の間の痛みは自然治癒を待つしかない。親指の爪が二枚爪になっていて鬱陶しい。質の良い爪切りが欲しい。