メモ

記録

肩透かし、加害、愛車奪還

5/31 晴れ?のち雨?雷雨?のち晴れ?

前々から準備していたプレゼンを終え、完全に肩透かしのリアクションを食らう。手応え皆無。人間不信になった。

とりあえずワインと燻製鶏ハム(もらった)とフォカッチャとトマトサラダ(つくった)をかっくらって、俺の家の話 8-10話を観終えた。素晴らしかった。

眠れないのでマニキュアを塗りながら、「Special 理想の人生」のシーズン2を観る。

登場人物、すぐに恋に落ちすぎだ。いや欧米ってそんなもん?でもまあ面白い。

『屋上で会いましょう』を読み進める。おもしろい、けど、斎藤さんの翻訳が恋しい。来月にはチョンセランの新刊が出る。とても楽しみ。韓国ではエッセイも出版されたらしい。邦訳が待たれる。


6/1 晴れ

昨日の肩透かしプレゼンが一応合格ラインを通過していたことが分かり朝から安堵する。

のち、出勤。おかげさまでそれなりにやる気を持って仕事に取り組めた。

おめでたい感じを謳歌しようと思って帰り道に焼肉を食べる。

Twitterでゴッチ(アジカンの)が「調子が悪かったら休んでいい。家族や友人や恋人のために、自分の健康のために、休んでいい。そういう社会のほうが豊かだと思う。「迷惑かけるな」という言葉が最初に投げかけられることの貧しさ。」と話している。めちゃくちゃ正しい。私もそう思うし、そうしている(休みたい時には、休んでいる)。

でも、なんというか上手く言葉にできないけど、それなりに仕事が好きで、仕事を続けて、偉くなることを目指すというのは、いまの社会ではもう、それ自体が加害になる気がする。

暇と多忙のムラが激しい仕事なので、ネットサーフィンしてるだけで1日が終わった日もあれば、連日夜中まで仕事する羽目になり休みたくても全然休めずパワポを作りながら感情とは別のところで泣けてきた日もある。

で、後者の経験を乗り越えられてしまったことって、普通に加害なのかもしれない。ゴッチの発言からこの結論に至るには2,3段階むりやりな論理を埋めないといけないが、とにかくそんなようなことを思った。暗い気持ち。


6/3 曇り

朝起きて、昨日の夜中に上司から怒られメールが届いていたことが分かる。

私が送った低レベルな質問に対し、冒頭から「指摘したい点が多すぎて、何から指摘すればいいか。。」と抑えきれない怒りがにじんでいる。

微妙に怒られる覚悟はしていたので、反省するものの、久しぶりのあまりにテンプレな怒られ方にむしろテンションが上がる。

謝罪と補足と追加質問の返信を送った。

遅めの昼食の後、自転車を奪還しに行く。

1か月前、駅前に停めていたら撤去されたので、集積場に取りに行ったが見つからず、ああ盗まれたんだなと思っていたら、先週、警察からハガキが届き、「撤去したから取りに来い」とのこと。先日訪れたのとおなじ集積場にあるらしい。いや、こないだ集積場に行った時は見当たらなかったのだよ……本当なのだよ……

まあいい。愛車は5000円を支払って無事に奪還した。(本当にこないだからずっとここにあった?)(あと、何故か分からないがベルを破壊され、持ち去られていたので、物言わぬ愛車となった。悲しい。)

そのまま、最近薦めてもらった駅の反対側にあるパン屋を目指したが、1か月ぶりの愛車は当然タイヤがべしゃんこで、尻に地面の凹凸を実にダイレクトに伝えてくる。

丁度よく自転車屋がないだろうかと思いながら漕いでいたら、あった。天佑。店先に空気入れ。「感染症対策のため、空気入れはセルフサービスとなっております。ただし、初めてこの空気入れを使う人は店員から使い方の説明を受けてください」と張り紙がしてある。店内で自転車修理に勤しんでいる店員さんに「すみません、これの使い方を教えてください」と声をかけたら、「いま説明してる時間ないのでやっちゃいます」とかなり早口かつ無愛想に言われて空気を入れてもらう。タイヤ2つに、それぞれものの2秒ずつ。申し訳なさを味わう余裕すら与えられなかった。まあでも、ラッキー。

そのままパンを買って、道具屋と八百屋と肉屋にも行った。

風を受けながら商店街をすいすいと進むうち、とても気分が良くなってくる。謎の全能感。古い嵐の曲を聴く。なんだかんだ、Timeは良いアルバムだと思う。

今日はいい日に出来たぞと満足しつつ帰宅し、1ヶ月ぶりにマンションの駐輪場に自転車を停め、………この自転車を買って以来初めての自転車ドミノ倒し!計6台倒した。アンラッキー。まあでも、何はともあれ自転車のある生活が戻ってきた。ラッキーの収支はプラス。