メモ

記録

食材を栄養素としてしか見られない(7月の読書月記)

7月。もはや記憶がおぼろげだが、映画は5本観たらしい。
「はちどり」が良かった。思えば、今年観て良かった映画をいくつか挙げよと言われると「スウィング・キッズ」「エクストリーム・ジョブ」「はちどり」とすべて韓国の映画だ。凄い。

あとは、ダイエットのために「あすけん」というアプリの有料会員になり、食べたものを登録してカロリーと栄養素を管理する…というのをやっていた。やりはじめると結構楽しいものだが、もはや食べ物のことを栄養素としてしか見られなくなり、牛乳を飲めば「タンパク質と脂質…」、きのこを食べれば「食物繊維…」と思うようになった。
土日や、友達と約束があるときは好きなものを食べるというルールのもと、平日は栄養素管理を実施したところ、1.5カ月で約1キロほど痩せたのでたぶん結構いい感じだと思う。

しょうゆさしの食いしん本 (芳文社コミックス)

しょうゆさしの食いしん本 (芳文社コミックス)

 

スケラッコ 『しょうゆさしの食いしん本』、『しょうゆさしの食いしん本スペシャル』
最近いちばん参考になったレシピ本!これに出てきた平はるさめがおいしそうすぎて二駅隣の業務スーパーまで買いに行った。平はるさめ美味しいよ~~~
他に出てきたレシピも、紹介されてた京都のレストランも全部おいしそうでまじで最高にお腹すくし京都行きたくなった。京都行きたい。夏の京都は暑すぎるから全然行けないけど。

 

高野雀 『しょうもないのうりょく』
高野雀が好きなので買った。ギャグマンガ。ローテンション。病院の待合室で読みたい感じ。
2巻も買うぜ。

 

時空異邦人KYOKO 1 (集英社文庫(コミック版))

時空異邦人KYOKO 1 (集英社文庫(コミック版))

  • 作者:種村 有菜
  • 発売日: 2014/09/18
  • メディア: 文庫
 

種村有菜 『時空異邦人KYOKO①~②』
捨てるか迷って、面白かったら捨てないどこうと思って夜を徹して読んだ。面白かったので捨てなかった。初めて読んだのは小学2年生くらいの時、友達の家の廊下(廊下に本棚があったのだ)。15年?16年?経っても色褪せない名作。特に絵柄も古いと思わなかったしなーすご。
一人一人の異邦人の設定の細かさが異常。種村有菜ってほんとすごいと思った。

 

阿佐ヶ谷姉妹 『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』
これ最高。平和そのもの。ただ平和に暮らすということ、食べる、寝る、働くというのを淡々と実施する日常をちゃんと愛すことって良いなあと思えるエッセイ。こういうのは時々思い出した方がいいから、定期的に読み返したい。

 

落語家のもの覚え (ちくま文庫)

落語家のもの覚え (ちくま文庫)

 

立川談四楼 『落語家のもの覚え』
仕事で2h×5コマのプレゼンを3回ずつやらねばならず、「話すこと覚えきれねえよ…どうすれば」と思い血迷って購入。
苦労して覚えた噺はなかなか忘れないけど、すっと覚えた噺は意外とすっと忘れちゃうみたいな話、あと落語家のマナーとか。特にプレゼンに生かされることはなかった…。落語家のマナーとか、前座~二つ目の暮らしぶりについてはまあもう超トラディショナルな感じで昨今のご時世とか言い出したらアレな感じですけどまあ普通に面白かった。

 

横槍メンゴ 『一生好きってゆったじゃん』
最近読んだ中で一番秀逸な短編集だった…
ブラックユーモアがきいてるし、痛いところを確実に突いてくるので誰にでも薦められるわけじゃないが、「し、真理…!」と思うようなメッセージがいくつか含まれており、絵柄も美麗で非常に良かった…。
何より女の子がめちゃくちゃ可愛い。すごく可愛い。最高。

 

オジロマコト 『君は放課後インソムニア』①~③
能登の高校。友達以上恋人未満。廃部寸前の天文部。二人きりのラジオ放送。最高の夏。
ピュアすぎて、尊すぎて、最高の夏~~~~!
まじで尊すぎて死んじゃいそうになり、漫画好きの知り合いに無理やり薦めた挙句、「尊死」って何回もLINEした。迷惑。最新刊が8月に出たけど、それ読んだ時も「尊死」ってLINEした。迷惑。

 

田島列島 『水は海に向かって流れる』①~②
あらゆる雑誌やメディアでおすすめされており、「え~そんなに良いの~?」って思って何度本屋で平積みされているのを見てもスルーしていたんだが、根負けして購入。そしたら実家の母も購入していてまさかの重複。田島列島氏に貢ぐ親子となった。
ローテンションユーモア切なあったか話。家族でも友人でもないコミュニティの話と、はたから見たら何も起きていないんだけれども本人にとっては特別な出来事が起きてる話が大好物なのでとても良かった。

 

恋と国会(1) (ビッグコミックス)

恋と国会(1) (ビッグコミックス)

 

西炯子 『恋と国会』
現代日本政治を一応専攻していたはず(もはや記憶が定かではないが)だし久しぶりに読むか~西炯子と思って購入。現代日本政治を専攻していたはずなのに初めて知る知識が大量にあるのはなぜ?なぜなの…?

 

ホーリータウン (モーニングコミックス)

ホーリータウン (モーニングコミックス)

 

宮崎夏次系 『ホーリータウン』
ヴィレヴァンジャケ買い。たまにはこういうシュール系も・・と思い。この作者のをあと3冊くらい読まないと読み方を理解できないなと言う結論に至った。はやく土日もまんがパーク開けてくれ。

 

レヴォリューション No.3 (角川文庫)

レヴォリューション No.3 (角川文庫)

  • 作者:金城 一紀
  • 発売日: 2008/09/25
  • メディア: 文庫
 

金城一紀 『レヴォリューションNo.3』
中学の時のバイブルを久々に再読。映画「スウィング・キッズ」を観て国籍とアイデンティティな~と思い読み返した。相変わらずとても良かった。アウトローの方がかっこよくて社会に順応して飼い殺されてるやつのほうがだせえみたいな価値観はここで形成されてる気がする…。まともに会社員やっちゃってる私…恥。

 

よみがえる変態 (文春文庫)

よみがえる変態 (文春文庫)

 
そして生活はつづく (文春文庫)

そして生活はつづく (文春文庫)

  • 作者:星野 源
  • 発売日: 2013/01/04
  • メディア: 文庫
 

星野源 『よみがえる変態』、『そして生活はつづく』
8~13年前くらいの星野源。ユニットバスを使う星野源、夜中のデニーズで原稿を書く星野源、コインランドリーの上のアパートに住んでいる星野源、コインランドリーで洗濯して服を取り込もうとしたら知らん人のブラジャーが一緒に洗濯されてて愕然とする星野源…。
あとがきに去年の星野源が、「誰だおまえは」って書いてた。

 

壇蜜 『結婚してみることにした。 壇蜜ダイアリー2』
サウナとプールにチャリンコで通い詰めて、毎日日記をつけて、壇蜜氏はすごい「暮らしてる」感があって好き。いつの間にかペットめっちゃ増えてて笑ったけど。